高菜(漬物)と健康機能と成分

高菜(漬物)と健康機能と成分

日本三大漬菜の一つであり、定食やラーメンのアクセントとして人気の高菜漬け。
実は、高菜はビタミンやミネラルが豊富な緑黄色野菜なのをご存じでしょうか?
また生よりも高菜漬けにすると栄養効果がさらにアップ!
塩で漬けている間に水分が抜けて栄養素が凝縮されるので、水分に溶け出してしまうビタミンCや葉酸は少なくなりますが、
それ以外の栄養価は生の高菜より高くなるためです。

高菜(漬物)と健康機能と成分

期待の辛み成分アリルイソチオシアネート
高菜はピリッとした辛味が特徴ですが、これはアリルイソチオシアネートという成分が含まれているためです。マスタードやわさび、大根などにも含まれている成分で、イソチオシアン酸アリルとも呼ばれることもあります。
アリルイソチオシアネートは殺菌効果や抗菌効果が高く、胃液を分泌させて消化を促すので食欲増進にも効果があるそうです。血液をサラサラにする効果もあるため、動脈硬化や高血圧を予防する効果も。さらに肝臓の解毒作用、ガンの予防も期待されています。

そのほか注目すべき栄養成分は
・βカロテン
・カリウム
・鉄分
・ビタミンK
・食物繊維
などがあります。

これらの栄養成分によって
・抗酸化作用
・むくみ予防
・骨粗しょう症予防
・貧血
・便秘予防
なども期待できます。

五訂日本食品標準成分表によると、高菜100gあたりの栄養成分は以下の通りです。

高菜(漬物)と健康機能と成分
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